ウクライナの物価 2022年8月の状況

ウクライナの物価 2022年8月の状況

 

日本での報道はすっかり減ってしまったようですが、ウクライナの南東部からドンバス地方、更にクリミア半島を結ぶ黒海沿岸のエリアへと戦火は広がっており、終わりの見えない辛い状況に変化はありません。ここスームィ州はロシア侵攻後一部エリアに攻撃があり、今尚警報は1日に数度の割合で続いていますが、スームィ市内近郊への攻撃は最近なくなっています。人々は私が見る限り落ち着いているように見え、治安が悪くなった印象もありません。

 

富裕層は避難、生活費の上昇は未知数。

 

ここウクライナの地方でも一定数存在する富裕層は見た目が分かりやすく、持ち物や服装を見ればすぐに判断できます。ショッピングセンターや大型スーパーへ大きな車で乗りつけて、単価の高いものを大量に買っていく。以前週末などによく見かけた光景をこの数ヶ月あまり見かけなくなりました。推測ですが、その層は安全と言われている(スームィ市内も今のところは十分安全エリアと言えるだろう)リヴィヴに避難したか、海外へ出てしまったように感じます。

最初の1、2ヶ月は私自身も経験した事のない混乱と不安に押しつぶされそうでしたが、最近はミサイルが降ってくる不安をダイレクトに感じなくなったものの、今後どのような展開が待ち受けているのか読めない中、日々の生活の中心にある食材や日用品の値上がりを懸念しているところです。

日本のように、ある商品が10円上がっただけでニュースになると言った平和さはなく、数日で価格が跳ね上がるなんてことはザラ(またその反対に一気にセールが始まる)なので、馴染みのあるものがセールになっている場合は、その時点で不要でも買っておいて少しずつストックを増やしていくようなやり方をしています。買い置きの判断に困る時は一旦取りやめたりしていますが、大きな後悔は今のところありません。

 

ウクライナ人は非常にタフ。日々計画を練ってあれこれ心配しないが。。

 

    振り返るとレジ前には人がいなかった。。日曜の午後、これではお店の未来に不安が募る。。

日本なら買い置きをするために、朝早くからお店に並ぶであろう状況でも、皆がこぞってある一定の商品を大量買いしている姿を見たことはありません。2014年にキエフのスーパーで目撃したちょっとしたパニックから、考えてみれば既に8年。元々の素地とこの8年の間に起こった状況を鑑みて、なんだかんだ目的のものは待てば買える!という習慣から学んだタフさ故かも知れません。ソ連崩壊時に比べれば全然マシだよ!と。

計画的にやったってその通りにいかないんだから、その時はその時。その瞬間に考えてやればいいさ!がおおむね基本のウクライナ人。私は私で、元来持つ自己中心的な考えが、うまくいかない事を理解しているつもりなのに、凝りもせずに自分の計画を押し通そうとして不満が爆発するところ、こういった頑固な一面は郷に入ってはくれず、どうにもこうにも、やめられない止まらない。。堪忍袋の緒は短かくタフになり切れません。苦笑

 

 

2020年『コロナ問題を憂いて記録した食費』を2年後の今、比べることにした。

 

2年前の8月にスーパーで商品価格を確認した当ブログの記事があるので、戦争による影響が日用品や食品にどれだけ反映させているかを、今回は2年前の価格と照らし合わせて比較してみたいと思います。

 

現在のウクライナ通貨・グリブナのレート

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

2020828日)1$≠27грн 1グリブナ3.8

※ウクライナ通貨グリブナが下落していても、円安が進んでいる現在は数字上での変化は弱いです。

  

                   

前回と同じ「сiльпо」で商品価格を調べる!

上記リンクはスーパーсiльпо(シリポ)のwebサイトです。オンライン販売もされていて画像で確認できるので、どんな食材が販売されているかを見ることができます。

 

   この写真を撮った頃は今の状況なんて全く想像もできていなかった。。今も建物の外観に変わりはない。

実は最近あまりCiльпоには頻繁に行かなくなっていたところでした。ここ1年程なんとなく全体的に価格帯が上がり、便利でお買い得なものがあるためにまとめて購入することはあっても、他のスーパーやАТБ(以前の記事はコチラ→)の方が品揃えが良く安いので足が遠のいていました。スームィ市内には大型のCiльпоが2店舗あるのですが、ロシア侵攻後は更にどちらも何となく冷え冷えとした空気感があり、商品棚も隙間が目立っていて従業員の人数も制限されているよう。もしかすると2店舗のうち1店舗はクローズするかも知れないと危惧しています。

撮影した画像では商品が少なく思えますが、他店舗ではもう少し状況は良く、全く以前と変わらないまでに商品棚に隙間のない店舗もありますので、この状況はсiльпо(シリポ)に限られる気がします。

こう言った背景もあるのですが、今回は敢えて2年前との比較ということで、同じスーパーで見てみました。

 

野菜 

 

   輸入されたものは比較的十分に売られている。日曜の昼下がり、野菜コーナーは更に人が少ない。。

 

        2020年              →   2022年          

ジャガイモ   1kg 8~10грн / 30~38 1100~150g      1kg 12.90грн / 47円 (61%)

人参      1kg 7.80грн / 30 1本100~150g     1kg  34грн / 124円 (335%)

キャベツ    1kg 4.50грн / 17 中玉3~4kg        1kg 31.50грн / 115円 (600%)

玉ねぎ     1kg 4.50грн / 17 1150=200g      1kg 29.80грн / 108円 (562%)

ビーツ     1kg  7.40грн / 28 1150~200g        1kg 23грн / 84円 (210%)

にんにく    100g 5грн / 19 150g程        1kg 9грн / 33円 (80%)

トマト     1kg 17~28грн / 65~99円    1100~150g  1kg 60-грн / 219-円 (252%)

きゅうり    1kg 20~45грн / 76~171 1本80~100g  1kg 32грн / 117円 (60%)

なす      1kg 15грн / 57 1本150-280g         1kg 70грн / 255円 (366%)

マッシュルーム 100g  7.10 / 27                 スライス200g 40грн / 146円

レタス     1  33грн / 125                          150грн/ 124円 (51%)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

野菜の高騰がエグい・・

キャベツ・人参・玉ねぎ・トマト・・もう絶句です。。トマトは最盛期で一番モリモリ食べられるシーズンのはずがなんとなく輝きがない状態。きゅうりはそこまで上がっていませんが、人参に至っては冬の終わりの野菜が枯渇する頃に売られているような細くて新鮮味のないものが1種類のみで、この売り場、見ていて泣きたくなります。。日曜の昼下がり、棚の一角は平置き棚がむき出しです。

 

 

果物

 

 

通常        2020年              →   2022年          

レモン     1kg 40грн / 152 180~150g        1kg  64грн / 233円 (60%↑)

スイカ     1kg 7~13грн / 27~50 16~10kg       1kg 64грн / 233円 (471%↑)

りんご     1kg 33~37грн / 125~140 1200~300g  1kg 22грн / 80円 (33%↓)

バナナ     1kg 24грн / 91 1200g程         1kg 39грн / 142円 (62.5%↑)

もも      1kg 40грн / 152 1250g       1kg 61грн / 222円 (52.5%↑)

ぶどう        1kg 40.50грн / 154 1500g程     1kg 90-рн / 328-円 (122%↑)

プラム     1kg  25грн / 95 150~60g        1kg 60рн / 219円 (140%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

スイカとメロン・・

スイカやメロンはウクライナ南部ヘルソン(現在耳にする事の多い地名)から通常やってくるので、今年は絶望的。。価格高騰は仕方がないです。メロンはこの時期たくさん売られているはずですが、シリポでは売られていませんでした。バナナやグレープフルーツ、アボカドなどは比較的安定していそうですが、それ以外のフルーツは何だが量が少なくてフレッシュな雰囲気がないので(そして高い!)手が伸びません。本来ならカゴから溢れるように盛られているはず。

スイカはまだシーズンとして早いので、町中でもスイカを運んでいる人には遭遇せず。。

 

 

パン・穀物系・お米

 

  小麦粉やパスタは長期保存が効くので、こういった非常時の入荷は想像以上に安堵できた。

 

        2020年              →   2022年           

黒パン     400g  9.30грн / 35          400g 13.3рн / 49円 (43%↑)

白パン        ハーフ 7.50грн / 29           ハーフ10рн / 27円 (33%↑)

ピザ       一切れ 19грн / 72          一切れ32рн / 117円(68%↑)

ピロシキ           1 5~11грн / 19~42           1 6.5рн / 24円 (30%↑)

バケット     1 9-10грн / 34~38        1 16рн / 58円 (77%↑)

小麦粉      1kg 15.80грн / 60円          1kg 18-грн / 65-円 (14%↑)

マカロニイタリア産 500g 31.30~грн / 119円            500g 60грн / 219円- (91%↑)

マカロニウクライナ産 500g 18~грн / 68          500g 13.5грн- / 49円(25%↓)

スパゲティイタリア産 500g 28~грн / 106          500g 60~грн / 219円- (91%↑)

スパゲティウクライナ産500g 18~20грн / 68~76        500g 17.5грн / 63円 (2.7%↓)

お米 寿司用   1kg 69грн / 262           1kg 197.5грн / 711円 (186%↑)

丸い米      1kg 31грн / 118          1kg51.5-грн / 188-円 (66%↑)

長い米      1kg 29.50грн / 112           1kg 56грн / 204円 (89%↑)

日本米に近いお米 1kg 59.50грн / 226           1kg  79-грн / 288-円  (49%↑)

そばの実        1kg 46.40грн / 176        1kg 89.5-грн / 326-円 (92%↑)

インスタントラーメン1 5.30 грн / 20            他メーカー9-грн / 33-円(70%↑)  

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

パン類・小麦粉は安定。お米は高騰。

一時期小麦粉が店頭から消えたことがありましたが、主食となる小麦系の供給は安定していて、パスタ等は品質を気にしなければ安価に購入することができます。お米は、日本では飼料にしかならないレベルの欠けた米粒8割?!みたいな丸米さえ価格が上がっていてゲンナリしますが、長いお米、見た目はこちらの方が良さそうです。

全ての粉物が値上がりしていると思いきや、意外にもウクライナ産のパスタは価格が下がっています。

茹で汁ドロドロ、出来上がりネチョネチョ(アルデンテにするとただ固く、パスタ全体にまったくコシがない)なウクライナ産パスタ、素麺のようによく洗って冷製にすれば何とか食べられます。。パンは美味しいのにどうしてパスタはこんなんだろう?!と思ったら、ウクライナ人達もこの事に憂いているので、近いうちに美味しくなることを願います。笑

 

 

油・塩・ソース類

 

   ドネツク州で作られていた塩。昔から変わらないレトロなデザインが好きだった。もう販売されていない。

 

       現在販売されている塩。アイランドになって通路にそのまま置かれている。

 

        2020年            →   2022年          

ひまわり油    0.85ℓ 22~27грн / 84~103    0.85ℓ 52-грн / 189-円 (136%↑)

オリーブオイル  1ℓ 100грн / 380         1ℓ 260-грн / 949-円 (160%↑)

          1kg 10.80грн / 41         1kg 22грн / 80円 (104%↑)

砂糖                          1kg  11.50~19грн / 44~72      1kg 31.30грн / 114円(184%↑)

ケチャップ       260g 13грн / 49            260g 21-26грн / 76-94円 (62%↑)

マヨネーズ    360g 23.60грн / 90          360g 32.40-грн / 118-円 (62%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

塩の問題はとりあえず解消・ひまわり油と砂糖の高騰。

ひまわり油はずっと高騰が続いていて、2年前ってこんなに安かったんだと改めて感じる。オリーブオイルは必ず必要というものではない嗜好品なので納得。

岩塩の大きな工場はドネツクにあり、その工場が閉鎖になって以降どこにも売っていない状態が続いていましたが、今は輸入品があり、それで皆賄っているようです。砂糖はダーチャで採った果実を保存するために例年以上に購入しなければならず、砂糖の高騰は想定外。売り切れになっていることもしばしばです。

 

 

卵・乳製品

 

 スメタナ。侵攻当初から常に商品棚に陳列されていて滞らず、価格の上昇も見られず、ちょっとした謎ではある。

 

        2020年            →   2022年          

       10 15.50грн / 59           10 20.40-грн / 74-円 (32%↑)

牛乳ペットボトル   900ml 27.40грн / 104      900ml  31-грн / 113-円 (13%↑)

牛乳ビニールパック  900ml 22грн / 84        900ml 29.90-грн / 109-円 (36%↑)

スメタナ        350g 25грн /95           350g 25-грн / 91-円 (ほぼ0%±)

ケフィール     900ml 28грн / 106        900ml 26.70-грн / 97-円 (-4.6%↓)

ハード系チーズ   150g 40~50грн / 152~190      150g 50-грн / 183-円 (25%↑)

クリームチーズ    75g  13.70грн / 52        75g 9.30-грн / 34-円 (-32%↓)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

乳製品は思った程の値上がりは見られず。

チーズは商品によっては値上がりを感じることはありますが、量を抑えれば我慢できるでベルです。

スメタナ(サワークリーム)やケフィールはほぼ横ばいの状態。ウクライナは牛乳や卵の価格が平均収入を考えると元々あまり安くはなく、商品によっては日本の方が安いかも知れません。

 

 

飲料

 

        2020年              →   2022年        

         1.5  10~12грн / 38~46       1.511.50-грн /42円 (15%↑)

コーラ        1.5  20.40грн / 78         1.5ℓ  30грн / 109円 (47%↑)

ペプシ     1.5 21.50грн / 78          1.5ℓ  34.5грн / 126円 (60%↑)

ファンタ    1.5 18.80грн / 71          1.5ℓ  25грн / 91円 (33%↑)

スプライト         1.5 18.80грн / 71          1.5ℓ  25грн / 91円 (33%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

水は横ばいで推移。

ジュースは、2年前と比べていないフルーツジュースなどは相当に高騰しているようです。一般的なものも含めて以前からほぼ購入していないので、入荷しなくてもまったく困らない商品です。全体的に種類が少なくなっています。

 

 

アルコール

 

少し前の画像。まだたくさんの種類があったが、最近は種類が減って価格高騰のWパンチ。今年はあまり飲んでいない。

 

        2020年           →   2022年                

ビールウクライナ産 0.59.90грн / 38          0.45 26.80грн / 98円 (170%↑)

バドワイザー    0.5 17.60грн / 30         0.5缶 34грн / 124円 (170%↑) 

ハイネケン     0.5 22грн / 84           0.5ℓ 46.50грн / 169円 (111%↑) 

ウォッカネミロフ   0.5 89.40грн / 340         0.5ℓ 121-грн /441-円 (35%↑) 

ウォッカ

ストリーチナヤ     0.5 194грн / 737                  0.5 259грн / 945円 (33%↑) 

ウォッカ

アブソリュート           1 450грн / 1710         1579грн / 2114円 (29%↑)

ジョニーウォーカー

レッドラベル    1 500.80грн / 1903          1879грн / 3209円 (75%↑)

ジャックダニエル 1 500грн / 1900         11079рн / 3940円 (115%↑)

ホワイトホース  0.5 360грн / 1368         0.5447.20рн / 1632円 (24%↑)

ワインウクライナ産  0.75 54~грн / 205~304               0.75ℓ 129-грн / 471-円 (138%↑) 

ワイン 紙パック

ウクライナ産     1ℓ  42грн / 160                156.50грн / 206円 (34%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

ビールが高い!好きなメーカーが消滅で悲しすぎる。。

スームィの上部に広がるチェルニーゴフ州で作られていたビール、全く販売が停まってしまい悲しい限り。。調べてみたら5月に生産をベルギーに移管したらしく、ヨーロッパで販売を再開したようです。チェルニーギフスケ(チェルニーゴフスケ)、ウクライナツートンのハートマークが中心に描かれた缶ビール、どこかで見かけたら飲んでみてください!

 

 

肉類

 

        2020年              →   2022年          

豚肉リブ    kg 94грн / 357           kg 128грн / 467円 (36%↑)

挽き肉(豚)  kg 87грн / 330           kg 99грн/ 361円 (36%↑)

挽き肉(合挽き)kg 99грн / 376           kg 110.90грн / 404円 (36%↑) 

挽き肉(鶏)  kg 100.20грн / 380            kg 159грн / 580円 (58%↑)

鶏・胸肉    kg 93грн / 353           kg 144грн / 525円 (55%↑)

鶏もも        kg 75.50грн / 287        kg 97грн / 354円 (28%↑)

鶏手羽元    kg 42грн / 160              kg 74грн / 270円 (28%↑)

うさぎ     kg 100.60грн / 382         kg 219грн / 800円 (117%↑)

サラミ(最安値)80g 32грн / 122          100г 25.90грн/ 94円

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

全体的に値上がり。日本では一番安価な鳥の胸肉が高い!

肉も相対的に値上がり。鶏肉が更に高くなり胸肉は日本の方が安いですね。。野菜でかさ増しもできないので、更に食べる量を減らしていくしかないです。。

 

 

その他

 

                   缶詰の備蓄は世界共通。

 

        2020年              →   2022年          

海苔      5 29.50грн / 112           551.50-грн / 188-円(75%↑)

ほんだし    30g  29.50грн / 112          30g 33грн / 120円(12%↑)

ツナ缶     1 37грн / 141           152.50грн / 192円(42%↑)

コーン缶    1 28.40грн / 108            128грн / 102円(-1%↓)

パイン缶    1 48.50грн / 183         161грн / 222円 (26%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

缶詰はセールの時に少しずつ購入

こちらのツナ缶は安いものは血合いの多い屑肉っぽいフレークで匂いもあり、日本のツナ缶が恋しいです。。肉の缶詰で美味しいものを探しつつ、毎回買い物の時にセール品を探しています。備蓄用と考えれば今の所供給も滞っていないので様子見です。

 

 

お菓子

 

    駄菓子感から逸脱しない、想像通りのポテトシート。チーズやスメタナ味の安っぽさがクセになる。

 

        2020年              →   2022年          

板チョコRoshen   18.20грн / 69                 26грн / 95円 (43%↑) 

板チョコMilka   90g 39грн / 148                                    90g 34.50грн / 126円 (-11%↓)

キットカット     1 15.30грн / 58           118грн / 66円 (18%↑)

スニッカーズ     1 11.70грн / 44           1 14грн / 51円 (20%↑)

チョコバーRoshen 1 5.50грнセール / 21         1 9.80грн / 36円 (78%↑)

M&M’s        115g 40грн / 152         45г 15.30грн /56円

クッキー Roshen   12 17.70грн / 67        12 21.30грн / 78円 (20%↑)

ウエハース     4 7.65грн / 29         4 12.50грн / 46円 (63%↑)

ポテトチップ lays   133g 27.40грн / 104       133g 39.40грн / 144円 (44%↑)

ポテトチップ リュクス  133g 28.30грн / 108     133g39грн / 142円 (38%↑)

 

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

ウクライナのポテチは美味しい。しかし価格高騰の波が・・

チョコレートなど、明らかに種類が減っています。ポテチは2年前の段階で値上がりが見えたので、今は安いシート状のポテチをたまに食べる程度。Roshenの商品は激減、お菓子は袋詰めのレトロなものばかり購入しているので、メーカーのパッケージされたお菓子全てが高く感じます。

 

 

日用品

 

        2020年              →   2022年          

ニベア青缶      150ml 60грн / 228           150ml 66грн / 241円н(10%↑)

石鹸       110~20грн / 38~76        120-35грн / 73-127(100%↑)

ボディソープダブ   80грн / 304             50ml 96грн / 350円(20%↑)

洗濯洗剤Tide        2.7kg 104грн / 395         2.7kg 295грн / 1077円(183%↑)

洗濯洗剤アリエール 3kg 259грн / 984          3kg 306.80грн / 1121円(18%↑)

アルコール消毒    50ml 50грн / 190         50ml 31-грн / 113-円(-38%↓)

トイレ紙ソフト   4 52грн / 198            454.5грн / 199円(4.8%↑)

トイレ紙ソフト     16 129грн / 490          16259грн / 946円(100%↑)

トイレ紙固い       1 5.80грн / 22          110.50грн / 38円(81%↑)

テッシュペーパー 1 30~39грн / 114~148      125.50-грн / 93-円(-15%↓)

テッシュペーパー

クリネックス   1 50грн / 190           168.50грн / 250円(37%↑)

202288日)1$=37≠грн 1グリブナ3.66円  

 

ソフトなトイレットペーパーはいつも山積み。Tideの高騰。誰が買う?

元々高価だった白いトイレットペーパー。日本には当たり前に安いものも存在していますが、ウクライナではそれを買うことすらステイタスそのもの。レジに持っていくだけで鼻高々。高嶺の花(全て私の想像・妄想)の白いふわふわトイレットペーパー。ロシア侵攻の時それしか購入できず思いがけなく触れた感覚、撫で付けたのは誇張ではありません。。笑 既に高価すぎてお店のデッドストックと化したのではないかと思います。

ウクライナ、しかしペーパー類が高すぎる。。

Tideだけ輸入の関係なのか価格上昇率が異常です。。

 

以上、2年前との比較でした!

ザザーっと比較してある項目、興味のある部分だけでも見ていただけると嬉しいです。リアルなウクライナの状況が少しでも伝われば良いなと思います!

これからも価格変動は続いていくのかも知れません。通貨の価値が更に下がりインフレが加速するのか、戦争が激化するのか、本当に目まぐるしい世界の中に巻き込まれている感覚がリアルに感じられて、気が遠くなる時もあります。また、この変化はウクライナだけのものではないとも強く思います。

 

日々の生活は主にTwitter(@Sayaka399)ページ右上にリンクあり:で発信していますのでご興味ある方は覗いてみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!