『こぐまのミーシャ』から始まる、愛しのソ連雑貨たちーマイコレクション。

『こぐまのミーシャ』から始まる、愛しのソ連雑貨たちーマイコレクション。

以前ブログにて、モスクワオリンピックの「くまのミーシャ」と「ガガーリン」についてアップしましたが、今回は旧ソ連の雑貨を日本で購入 & ロシアとウクライナで集めた、私のコレクションをご紹介しようと思います!

 

    ちょっとずつ集めた、ソ連製・現代の土産モノ雑貨。中身は海外製でも昭和感たっぷりなレイアウト

自分の好きなものが集まって、それを眺めるのは子供の頃から好きでした。特に可愛い外国風のイラストが描かれた便箋や封筒、外国製のお菓子が入っていた空き缶などの海外製のものは何だかお洒落で、それを持っているだけで自分が少しセンスアップしたような気分にさせてくれるものでした。そういうモノに感じる愛着が今もずっと自分の根底にあり、海外への憧れと日本を飛び出したかった衝動の一つとして繋がっている気がします。

でも結局落ち着くのは昭和テイストだったりします。笑)

水廻りや金属製の真新しくて、ツルツル・ピカピカのものはもちろん好きですが、誰かが大切に保管してくれていた、昔のデザインのキャラクターやグラフィックデザインのペーパーワークを見つけた時の「出会い感」に魅了されてしまう、古いものに変にノスタルジーを感じてしまうオタク気質なだけ?なのかも知れませんが。。

 

昔から「昭和的なもの」が好きな私が、今度は旧ソ連雑貨にハマる。

ソ連雑貨はそんな洗練された(と思っていた)デザインと共通する牧歌的で素朴な感じがするテイストで、大人になってからハマってしまい今に至ります。ソ連雑貨に関する過去記事は→こちら

 

  ロシア雑貨とウクライナのオークションサイトで購入したもの。陶磁器製や木製の素材はなんだか優しい。

 

ソ連製の置物と、ボロボロだけど愛着あるミーシャ。マト・クッションはかさばっても、旅のお供に持参している。

 

昭和アンティークを扱う家具屋さんで一人暮らし用の家具を購入したり、曽祖父愛用のチェストを譲り受けたり、学生時代から古き良きものに愛着を感じることが多かったこともあり、現在ではそれが旧ソ連製の雑貨へとシフトしたと思われます。

せっかく好きなテイストに囲まれることができる環境にいるので、存分に楽しもうと思い、自分の直感で「好きだ」と思えるものを蒐集していこう!(宣言)と思い立ち、一番簡単な方法であるオークションを利用することにしました。

 

新型ウィルスの流行によって、家を片付ける人が増えた??

以前からネットオークションや個人売買サイトでソ連雑貨をチェックしていたのですが、今年の検疫処置以降今まで見たことがないグッズを見かける機会が多くなり、ソ連関連のバリエーションが増えた気がします。勝手な想像ですが、SNSの普及年代の幅が日本よりも進んでいるウクライナでは、親子間のやりとりもSNSと通話をダブル使いしている場合が多く、ネットで売買できることを知っている子供世代が、実家で眠っているソ連グッズを査定している場合があるのかも知れません。

ただ単に雑貨に留まらず、家具や小物、もっと大きく生活スタイルに憧れていますが、現実は色々と大変で。。それはまた別の機会に。

 

私の好きなもの。モスクワオリンピックの『こぐまのミーシャ』、子供の頃の話。

年齢がバレそうですが、、記憶にある最古のクリスマスプレゼントは「こぐまのミーシャ」のぬいぐるみ。

翌年のお正月初めて自分で選んで購入したのは、ミニサイズ版のミーシャのぬいぐるみでした。(ミニミーシャは日本に帰国する際のバタバタで現在行方知れずに。夫の実家にあるらしいのですが、漁ることもできず。。絶対見つける!)

日本は1980年に開催されたモスクワオリンピックをボイコットする形になり、アサヒ玩具から販売されていたぬいぐるみがその年末にデッドストックにならないよう在庫を放出して、それがクリスマスと年末商戦に合わせて大量に出回ったのではないかと推測されます。

そのクリスマスの朝、二段ベッドの下段に寝ていた私の枕元に、モールのようなもので塞がれた簡易的な透明のビニール袋に入れられたミーシャがあったのです。ベッドの上段から降りていた姉が、もう一人の姉と2人で自分達のプレゼントのラッピングを解きながら、「サンタさんは私が欲しいものを知ってる!」的な会話をしているのを横耳で聴きながら、二人の包装紙に包まれたプレゼントとは明らかに違う自分のラッピングが逆にリアルで、残念どころかポジティブに「まさか、本物のサンタさんからは私だけ?」と思ってドキドキとした記憶が残っています。

 

   ゴムが伸びた五輪ベルト。別の箱に閉まっておいたらその箱を紛失。どうにかDIY制作できないだろうか?

 

多分、このことを私の両親は覚えてないだろうなあ。どうして私のクリスマスプレゼントだけ、あんなに簡素なラッピングだったのだろう?

最初のクリスマスプレゼントがそんなこんなで、私にとって「こぐまのミーシャ」は特別な存在なのです。

以前投稿したミーシャに関しての書き込みはこちら→

 

 

旧共産圏やソ連グッズが好きな人と繋がりたい!

 

昭和→USSR(ソ連)グッズと、DDR(東ドイツ)の洗練されたレトロデザインにはヤケに心を揺さぶられます。

こけしなどの民芸品はマトリョーシュカに繋がる部分でもあり、DDRデザインも洗練された中に牧歌的な要素を感じてしまう。この三つ巴は親和性が高く、どれかが好きな人は他のものも好きだったりインテリアにもマッチしていると思われます。

 

ウクライナ版メルカリ「OLX」にてDDRのチェストと、ソ連製ガラス戸のついた棚を購入

 ソ連時代を彷彿とさせるカラーとツヤツヤが素敵。簡素な板張りで重量あり。DDR製。取っ手と模様もいい感じ。

 

脚付きのソ連製チェストが欲しくて、OLXサイトのスームィ市内で販売されていたチェストを購入しました。濃い目の色合いと表面がラッカー仕上げになっているまさに共産圏のデザイン! 扉にシンプルな象嵌(ぞうがん=彫り込んで別のパーツを埋め込んだもの)模様が入っていて、コンパクトなサイズ感。売り手のおじさんによるとDDR製とのことでした。

その昔、東ドイツで生産されたプロダクトを入手できる立場にいた人はステイタスが上だという認識があり、おもちゃや服、生活用雑貨などを持っていると相当「クール」だったそう。(夫談)

そのチェストの上に、これまたスーパースタンダードなガラス戸付きの棚を購入。大抵はどこの家庭にもあったそうで、大切な本を保管するために使われていたそう。

その棚に集めたグッズを並べることで、昭和感たっぷりなテイストでソ連製という、相当自分好みな空間ができました!

 

Etsyにて独断でセレクトしたソ連グッズを販売中

以前からEtsyのサイト内で自作のイラストをダウンロード販売しておりましたが、この度郵送を伴うソ連関連グッズの販売を始めました。

               Etsyにて販売中のグッズ。主にペーパーものが中心。

 

一番お手軽に購入できて、インテリアやコレクションとして集めやすくレトロな雰囲気を取り入れられる、ハガキなどのペーパーものをまずは取り扱うことにしました。日本でも人気のある、チェブラーシュカやこぐまのミーシャのヴィンテージ雑貨と、レトロでキュートなイラストが中心です。

旧ソ連の切手や小物・陶器の置物なども今後展開できればいいなと思っています!

ご興味ある方はぜひ覗いてみてくださいね。

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SACHIALE Design | ウクライナ在住。イラスト制作をしています。こちらでの生活や料理、ソ連雑貨などをご紹介していきます。 blog https://sachiale.com/

 

 

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