ウクライナの食べ物

2021年ウクライナ・オデッサの旅 

日本の首都圏では緊急事態宣言が発令されている最中、こちらウクライナではコロナ感染など何処吹く風、私たちは8月中旬の17日ー23までの間、黒海・オデッサへと短かい旅行に出かけました。6泊7日(うち列車泊2日)。ここスームィより夜行列車に揺られること16時間。日本に置き換えると大阪から青森まで乗り換えなしの寝台列車で移動するのとほぼ同じくらい、距離にして1,000kmほどの道のりです。 初めての南ウク […]

「パケ買い」しちゃう、ウクライナの食料品パッケージデザイン。其の壱

海外の生活で嬉しいのは、現地のスーパーで売っている気取らないおやつや、チープでにんまりしてしまう文房具や雑貨に出会える事なのですが、今回はモノの表面を飾る外国風のパッケージデザインについてお伝えしようと思います!        ウクライナの伝統的な刺繍模様の卵パック。こちらでは紙製のパッケージが主流。 旅行の際にも裏路地や地元民が集っていそうな食堂、庶民的な料理の写真やお店の看板、メニューに至るま […]

ウクライナで食べる「おやつ」〈其の壱・シンプルクッキー〉

最近ブログを書いていて自分自身で気づいたことは、ウクライナ生活について何かを考える上で、幼い頃の記憶がとても重要な要素になっていること。学生時代から社会人として都会生活をしていた間、そんなに意識しなかった子供の頃の感覚が、ウクライナに住み始めてから増して来た気がします。 その一つが「おやつ」という存在。今回は代表的な「粉モノおやつ」のクッキーについてお伝えしようと思います!   Roshenのビス […]

「黒パン不味い」は嘘です! 黒パンは味わい深く飽きません!(断言)

黒パンが持つイメージ 90年代のソ連崩壊時、硬い黒パンを求めて人が長い列を作っている。。 私の大好きな「ハイジ」がペーターのおばあさんに黒パンではない、白くて柔らかいパンを食べさせてあげたくて、クララのお屋敷のクローゼットに白パンを隠してお土産にしようとしている。 この『黒パンしか食べられない可哀想な人たち』と比較して、ふわふわ白くて柔らかいパンを食べているのが先進国!みたいな白パン推しキャンペー […]

世界に誇れるウクライナのチョコレート会社、「ROSHEN」参上!

幼い頃の憧れだった、ヨーロッパ製のチョコレート バブリーな世の中だった子供時代、お土産にヨーロッパ製のチョコレートをいただく機会があり、そんな時はいつも姉妹で一番美味しそうな形の取り合いになっていました。 今ではコンビニでも買うことができる海外製のチョコレートですが、その当時は綺麗な箱に入った様々な形と飾りのチョコレートキューブは、田舎の近所のスーパーでは買うことができない独特の香りと空気感を届け […]

ボルシチに不可欠な「赤いあいつ」。簡単スープ料理をご紹介

体の細胞たちが待ち焦がれていた、素敵な季節が到来。 肥沃な大地が広がる黒土地帯の恵まれた場所にあるだけあって、ここウクライナでは、夏の野菜や果物は「新鮮・うまい・安い」三拍子揃った大地からの恵そのものです。 冬の間地下室で眠っていた野菜たちが底をついてきて、新たに市場に登場するシーズンの始まる時期で、キオスクや露店のおばあちゃんの売り物ラインナップをみては、体が細胞レベルで新鮮な野菜たちを待ってい […]